中京で展覧会
宇治茶の木を素材にした「宇治人形」の展覧会=写真=が、京都市中京区の花園大歴史博物館で開かれている。ふくよかな女性の茶摘み姿が、縁起物としての魅力を伝えている。
今では珍しい宇治人形は、江戸後期に土産物として作られ始め、大正から戦前にかけては、皇室が買い上げるほどの作家もいた。5-10センチほどの高さで、赤や緑の彩色が施されている。
180点が並ぶ。花園大講師の田中正流さん(33)は「茶と同様、不老長寿を招く物として親しまれてきた。作家ごとの個性に触れてほしい」と話す。無料。12月25日まで(日、祝日休館)。
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