2008年1月6日 星期日

「阿茶さん」為中国人の親称

基礎からわかる長崎弁講座(10) 「阿蘭陀さん」、「阿茶さん」、「じげもん」

<< 作成日時 : 2005/11/08 18:13 >>

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長崎でも死語になった感がある言葉なんですが…。

かつて長崎では“居留地の外国の人たち”を親しみをこめて、「阿蘭陀(おらんだ)さん」と呼びました。

用例:「ありゃ?阿蘭陀さんの歩いとらす。あん阿蘭陀さんな、どこ行きんなさっとやろうか?」 
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訳 :“あれ?西洋人が歩いてるね。あの西洋人は、どこへ行くのだろうか?”

まあ、ほとんど今じゃ「阿蘭陀さん」なんて言う人はいないですけどね。
でも、なんか風情(?)があってよろしいでしょ?


「阿茶(あちゃ)さん」とは、中国人の親称です。
“あちらさん”から来ている言葉だそうです。

用例:「あちゃ~、阿茶さんのあっちゃに行きんしゃったばい」
                ↓
訳 :“あらら~、中国人が向こう側に行ってしまったよ”

……ほとんど、使わない言葉です(苦笑)。


「じげもん」とは、長崎で“地元の人”のことをいいます。

用例:「あんたも、じげもんね?だけん、よう知っとらすとたいねぇ」
                ↓
訳 :“あなたも地元の人ですか?だから、よく知ってるんですねぇ”

(^.^)「長崎さるく博’06」開催まで、あと143日(^.^)

【写真は、長崎古賀人形。左側が「阿茶さん」。右側が「阿蘭陀さん」】


「阿茶さん」など古賀人形89体展示 ナガサキピースミュージアム

愛らしい表情をした古賀人形(ナガサキピースミュージアム提供)
 素朴な土の味わいが特徴で、異国情緒あふれる古賀人形。第十九代、小川憲一さん(45)が先祖代々続く長崎市中里町の工房で、型枠で制作した古賀人形八 十九点が、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで一堂に展示されている。代表的な「西洋婦人」「阿茶さん」をはじめ、「マリア観音」や日常雑器な ど多彩な作品が並び、古賀人形の魅力を再発見できる内容になっている。二十四日まで。

 古賀人形は、京都の伏見、仙台の堤の両人形と並び、日本三大人形と称される。創業は一五九二年、小川家三代目、小三郎が始祖。第十六代、小太郎の妻、小川セイは夫の死後も人形制作に専念、一九五五年、第一回長崎日日新聞文化章を受け、五七年、県無形文化財に指定された。

 憲一さんはセイさんのひ孫に当たる。工房にはセイさんが憲一さんの初節句のために作った「加藤清正」の型枠をはじめ、百種にも及ぶ型枠が保管されてい る。憲一さんは二十代前半で本格的に人形制作の道に入った。両親の作業工程を見よう見まねで覚え、家業の技を継承し続けている。

 現在は佐賀県伊万里の土を使う。作業は、こねた粘土を型枠に均一に入れ、型出し、乾燥、窯焼きの後、絵付けに入る。赤、青、黄など計七色の岩絵の具で彩色。第一印象が決まる目の絵付けには細心の注意を払う。

 今回の制作に当たり、見本がない作品の着物の柄や模様に最も苦労したという。試行錯誤を繰り返し、憲一さんが新風を吹き込んだ作品もある。

 観光客を中心に海外も含め、年間約五百体の注文がある。画家、岡本太郎も訪れたことがある由緒ある工房。約四百年の伝統を着実に受け継ぎながら、愛らしく、ユーモアあふれる古賀人形が今も脈々と生み出され続けている。同ミュージアム(電095・818・4247)。



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