徳川家康が茶つぼに入れた新茶を駿府城に運ばせ、お茶会を開いた故事にならった「お茶壺(つぼ)道中行列」が26日、
静岡市葵区であった。静岡茶商工業協同組合などでつくる駿府本山お茶まつり委員会が催した。
大名行列の衣装を着た茶農家の男性や、着物姿の女性ら約70人が行列に参加した。茶つぼは5月に「茶詰めの儀」があり、同区井川大日峠の「お茶蔵」に保管されていた。静岡茶市場から駿府城公園までの約1キロをかごで運んだ。
家族4人で見物した
静岡市葵区の鈴木優莉さん(11)は小学校の授業でお茶壺道中について勉強したという。「行列の人が多く、当時の格好をしていると思わなかった」と初めて見た行列に驚いていた
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