2007年11月2日 星期五

世界緑茶会議最終日 共同宣言発表へ

静岡県内ニュース(社会)

世界緑茶会議最終日 共同宣言発表へ

2007/11/02


9カ国・地域の茶業関係者が緑茶の消費拡大に向けた方策について協議している世界緑茶会議

=2日午前10時ごろ、静岡市駿河区の県舞台芸術公園













 静岡市駿河区の県舞台芸術 公園を会場に1日から開かれている「世界緑茶会議」(世界緑茶協会主催)は2日午前、最終日を迎え、緑茶の世界的な消費拡大を推進する方策について詰めの 協議を行った。各国による合意事項を決議した上で同日午後に記者会見を開き、共同宣言を発表する。

 会議に参加しているのは緑茶の生産流通をリー ドする世界9カ国・地域(日本、韓国、中国、ベトナム、インドネシア、台湾、米国、ドイツ、ロシア)の茶業団体9団体。各国の生産・消費の状況について情 報交換したり、抱えている課題を共有したりなどの討議を繰り広げてきた。欧米などの消費国は、緑茶の需要が急速に拡大し、高品質なものが不足している現状 を訴えた。

 2日は、海外で流通する緑茶の中に日本茶と表示されていても、中身が外国産が使われているケースが少なくない問題を取り上げた。世界 緑茶協会は海外で販売する日本茶の認証制度の創設を提案。海外でも明確に日本の緑茶が識別され、日本茶輸出を一層推進する仕組みづくりを目指している。

※茶業界や新商品の話題などは特集「静岡茶」でご覧になれます。

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