2007年11月7日 星期三

茗粥 陸羽 老古錐

在"漢語人行道"上的舊文:

2007年9月1日 星期六

茗粥 陸羽 老古錐

茶の科学用語・農業用語 読み方辞典


利心、休せよ


BGM : Solifer Lento / Dalindeo



『利心、休せよ』とは、千利休の号の由来です。
才能におぼれずに老古錐の境地を目指しなさいという意味で、老古錐とは初めは鋭い切れ味の
錐も、年月を経ると先は丸くなり、切れ味も落ち着いてくると云ったことを現す言葉で、利休独特の侘びの世界観を表しています(^^)


号の由来は「名利、既に休す」意味とする場合が多いが、現在では「利心、休せよ」才能におぼれずに老古錐の境地を目指せ)と考えられています。また『茶経』の作者とされる陸羽にちなんだものとの説もあるようです。

「利を休む」侘び寂を伝承した茶人らしい名前ではありませんか。

今の世に一番大事なものかもしれません。

※「老古錐・・・最初は鋭い切れ味を持つ錐も、年を経るとともに少しずつその先に丸みを帯びていく、利(切れ味)が休す(落ち着いてくる)



 盛唐の詩人儲光羲(701~763)は次のような詩を書きました。

  茗粥を吃するの作
 
 当昼暑気盛、 当に昼の暑気盛んなり、
 鳥雀静不飛。 鳥雀静かにして飛ばず。
 念君高梧陰、 君を念う高梧の陰、
 復解山中衣。 復た解く山中の衣。
 数片遠雲度、 数片遠く雲は度り、
 曽不避炎暉。 曽つて炎暉を避けず。
 淹留膳茗粥、 淹留茗粥を膳し、
 共我飯蕨薇。 我と共に蕨薇を飯す。
 敝廬既不遠、 敝廬既に遠からず、
 日暮徐徐帰。 日暮徐々に帰る。





人名。(西元733~804)一名疾,字鴻漸,又字季疵,唐竟陵人(今湖北省天門縣)。隱居於苕溪,自稱桑苧翁,拜太常寺太祝而不就。著有茶經三卷,言茶之原、法、具甚詳,於是天下尚茶成風,後世遂以陸羽為茶神。 




茶経10巻
陸羽

陸羽茶経:解説文は準備中。

りくう 【陸羽】

(?-804) 中国、唐の文人。別名、疾。号、桑苧翁(そうちよおう)。茶を好み「茶経」を著す。茶祖・茶神として仰がれる。





茶の文化史~陸羽『茶経』を読む~

小川流煎茶家元 小川 後楽
京都造形芸術大学教授

中国に誕生し世界に広がった喫茶文化への関心が今近年になく高まっています。
単に茶道にとどまらずその歴史的背景や人物像美術工芸詩文などの学芸的な世界にも関心が向けられています。
本講座では従来の「茶の湯」とは異なる煎茶の視座から茶の文化史を問い直したいと思います。
その最初の試みとして世界最古の茶書、陸羽の「茶経」を学びたいと思います。






開催日:10/10から
曜日・時間:第2水曜 16:00~17:30
期間:10~3月
回数:5回
残席空席

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