グアバに桑、ゲットウ…手作り茶でおもてなし 西之表・月窓亭
(2014 01/08 23:00)
ゲットウの葉を切り、種を臼でひくスタッフ=西之表市西之表の月窓亭
温帯の南限、亜熱帯の北限に位置する種子島で、屋敷内には絶滅危惧種を含む八十数種類もの植物が自生する。指定管理者・月窓亭ひとつ葉の会のスタッフが昨夏、「剪定(せんてい)された葉を捨てるのはもったいない」と茶葉づくりを試みた。
体への効能が近年注目されるグアバや桑の葉を陰干しし、試行錯誤を重ねた。種子島で昔から庶民の茶として親しまれてきたグミの葉をスタッフが自宅の畑から持ち寄り、メニューに加えた。
島内でサニン、シャニン(砂仁)と呼ばれるゲットウを使った茶づくりにも挑戦。アロマオイルや化粧水に使う葉、健胃や整腸効果があるとされる種や実を煮て、オレンジ色をしたやさしい風味の茶に仕上がった。
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