2014年5月9日 星期五

「茶柱が必ず立つ」お茶



ちゃ‐ばしら【茶柱】

    番茶などをついだとき、茶碗の中に立って浮いている茶の茎。俗に吉兆であるといわれる。「―が立つ」
     
     

    「茶柱が必ず立つ」お茶、ティーバッグが大人気

    • 「ふく子」の外装
    • 「ふく子」で入れたお茶には茶柱がしっかり
    • お茶の魅力を語る大佳津さん
     縁起がいいとして喜ばれる、茶わんの中で立つ茶柱。
     茶問屋「常楽園」(静岡県牧之原市細江)の、必ず茶柱が立つティーバッグ「ふく子」が、飛ぶような売れ行きだ。5月に入ってすでに100個以上もさばけたという。
     ふく子は、牧之原産の茶葉が入ったティーバッグの外側に、食用のりでお茶の茎が貼り付けられている。その茎が、お湯を注ぐとバッグを離れ、茶わんの中で真っすぐに立つ。手軽に入れられる、ささやかなアイデア商品だ。
     2012年6月、若者がおいしい緑茶を飲む機会が減っていることに危機感を抱いた社長の加藤雅明さん(62)が「ニーズを高めるきっかけになれば」と、長男でネット営業担当の大佳津ひろかづさん(31)と2人で開発した。インターネット通販大手「アマゾン」では10袋入り864円(送料、税込み)で販売している。
     今年1月には、受験生向けに「合格祈願」と書かれた五角形の金メダルを同封した「合格ふく子」(918円)も発売するなど、拡販戦略も打ってきた。最近はアマゾンで常楽園の他商品の売れ行きまで引っ張り上げるなど、看板商品に育ってきた。
     中身の茶葉は週明け以降、いよいよ新茶に切り替わる。大佳津さんは「入れた時にきちんと立つ茎の見極めが難しく、貼り付けも手作業。ふく子は手間がかかる商品だけども、常楽園と緑茶文化のアピールのため、頑張りたい」と意気込んでいる。
     

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