茶発祥の地で献茶・供養 吉野ケ里町の霊仙寺跡、栄西禅師しのぶ [佐賀県]
脊振山の中腹にある霊仙寺跡は、栄西禅師が1191年に中国・宋から持ち帰った茶の種をまいた地とされる。後継者不足などで衰退していた茶栽培を再興して 地域おこしにつなげようと、1989年から毎年5月の茶摘みの時期に合わせ、地元住民らでつくる実行委員会(内田新会長)がまつりを開催している。
この日は、多良正裕町長やJA関係者など約40人が参加。地元の茶道愛好会による献茶や供養のほか、参加者に抹茶が振る舞われた。内田会長は「先祖の偉業に感謝し、これからも茶文化を継承していきたい」と話した。
=2014/05/19付 西日本新聞朝刊=
霊仙寺跡(吉野ヶ里町)
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●交通
JR駅からの場合…JR吉野ヶ里公園駅からタクシー利用で30分、霊仙寺駐車場より徒歩10分
マイカー利用の場合…長崎自動車道東脊振I.Cから20分
●駐車場 有(無料)
●境内自由
●問い合わせ先 吉野ヶ里町商工観光課 電話 0952-52-5111
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