2009年11月27日 星期五

静岡でお茶と健康の市民講座

《茶況》 インフルエンザ対策など紹介 静岡でお茶と健康の市民講座

2009年11月27日

 お茶を生かしたインフルエンザ予防対策などを学ぶ公開講座が25日夜、静岡市駿河区の県男女共同参画センターであった。

 来年秋に静岡市で開かれる国際O-CHA学術会議の実行委員会(原征彦委員長)などが、茶の効能への関心を高めようと開講。はじめに国立感染症研究所感染症情報センター第一室長の谷口清洲さんが、新型インフルエンザの特徴や流行状況などを報告した。

 続いて同研究所の協力研究員中山幹男さんが、お茶の飲用やうがいがインフルエンザの予防に役立つことを説明。緑茶や紅茶に含まれるカテキン類がインフルエンザウイルスの感染を阻害する基礎試験や、マスクが飛沫(ひまつ)感染を防ぐ実験の結果を示した。

 質疑応答では、うがい用として水筒に緑茶を入れて1日使っても緑茶の効果は持続されるとみられることや、紅茶はレモンティーがよく、ミルクティーにすると作用が激減すること-などが指摘されていた。 (松本利幸)

 袋井・森 茶業関係者は、観光施設などでお茶の入れ方教室を開きPRしている。

 掛川・小笠 農家は敷き草の施用など茶園管理作業に取り組んでいる。

 島田・金谷 茶園では敷き草など冬に向けた管理作業が進められている。

 川根 産地問屋は仕上げ作業と歳末商戦の対応に忙しい。

 牧之原 消費地からの引き合いは、年末に向け徐々に増えつつある。

 藤枝 手摘み茶園では来年の新芽を均一にするため、茶樹の頂部を切り落とす時期となっている。

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