Chun Shui Tang teahouse journeys to make tea culture more universal
By John Liu, The China Post
April 7, 2014, 12:02 am TWN
April 7, 2014, 12:02 am TWN
Established in 1983, the founder of Chun Shui Tang tried to combine the concepts of a “businessman” and “cultural man” by serving customers quality tea in a comfortable environment. Besides serving tea, Chun Shui Tang also provides meals in an environment where people can relax and hang out with their family and friends. The company currently operates 48 stores in Taiwan, but the majority of them are located in Taipei and Taichung. Lee and Lin, both 35 years old, were promoted to their new positions in March, riding on the company's recent expansion efforts.
Lee said that he wants to serve “tea with the right taste” to customers in a warm and comfortable setting. In Lee's words, “preserving tea's traditional aura with a modern twist” is what he aims to achieve as he takes on the new responsibility to oversee about six new stores.
Lin, who has the same responsibility, has a pragmatic attitude. With the new managerial position, he intends to promote the tea culture into the daily lives of the broader population. Lin believes that “tea is a media to convey the Chinese culture,” and can elevate everyone's cultural knowledge.
Finding Passion in Work
タピオカミルクティー生んだ台湾の名店が日本上陸
- 2013/9/21 6:30
1990年代後半に大流行したタピオカドリンクが、今また脚光を浴びている。台湾の人気カフェチェーンで“タピオカミルクティー発祥の店”としても有名な「春水堂(チュンスイタン)」の海外1号店が2013年7月27日に代官山にオープンし、人気を呼んでいるのだ。
台湾旅行で春水堂に訪れ、熱烈なファンになった人は日本にも多い。しかし同店は独自の味を守るため、世界中から出店のオファーが殺到してい
るにもかかわらず、海外店を出さないことで知られていた。そのため、日本に1号店がオープンするという情報がネットで流れると、待ち望んでいたファンの間
で大騒ぎに。オープン日には「台湾に行くより近い」とばかりに北海道、大阪、広島からも熱烈なファンが駆けつけ、開店時刻の3時間前から約140人の行列
ができ、開店から2時間でタピオカ商品が売り切れになってしまった。
その勢いは、開店から1カ月たっても衰えない。多い日は1日800人もの来店があり、ピーク時には注文を受けてから商品を渡すまで「30分待ち」ということも珍しくない。約7割の人が注文するのが、看板商品の「タピオカミルクティー」だ。
しかし、同店を訪れメニューを開いてみると、意外なことに気づく。最初は「タピオカドリンクの店」というイメージが強かったのだが、17種
類あるドリンクメニューのうち、タピオカを使っているのは4種類しかない。同店を運営しているオアシスティーラウンジ(渋谷区)の関谷有三代表によると、
「タピオカドリンクの専門店と誤解されることが多いが、タピオカドリンクはあくまでも中国茶のアレンジメニューのひとつ」だと言う。
■春水堂は若い層の「中国茶離れ」を救った救世主
春水堂は1983年に創業。台中に本店があるが、台南、高雄、台北など台湾全土で38店舗を展開している。オーナーである劉漢介氏はもとも
と、「秋山堂」という茶芸館(台湾の伝統的なスタイルの中国茶カフェ)を経営し、お茶や茶器、茶具などを販売していた(秋山堂は現在も茶芸館として営業
中)。
1980年代、欧米文化の影響を受けた台湾の若い世代に、清涼飲料水が定着。「このままでは台湾伝統のお茶文化が廃れてしまう」と危機感を
抱いた劉氏は、若い世代にも好まれる新しいスタイルの中国茶ドリンクを模索していた。あるとき、バーでカクテルシェイカーを振るバーテンの姿から発想を得
た劉氏は、氷と中国茶をシェイクして作るアイスティー「泡沫紅茶(バブルティー)」を開発。アイスティーの場合、ホットに比べてどうしてもお茶の香りが立
ちにくいが、シェイクすることによって香りが立ち、風味が引き立つ。また若い層が苦手とする中国茶特有の苦みがきめ細かな泡によって和らぐというわけだ。
1983年、劉氏は台湾初のアイスドリンクを主体とした中国茶専門カフェ「春水堂」をオープンさせた。台湾は1年中暖かいが、それでも冷た
いお茶や甘味をつけたお茶を飲む習慣がなく、急須で入れた熱いストレートティーが一般的だった。そのため、ストローで飲める冷たく甘いバブルティーはまさ
に「お茶の革命」。一気に台湾中に大流行し、世界的にも広まった。
劉氏はさらに新ドリンク開発に取り組み、1988年にはデザートとして食べられていたタピオカをミルクティーに入れた「タピオカミルク
ティー」を開発。真珠ほどの大粒のタピオカのモチモチ感がクリーミィなミルクティーによく合い、ストローでタピオカを吸って食べる楽しさも人気を呼び、こ
ちらも大ヒット。今では台湾を代表するアイスドリンクとして知られている。つまり春水堂は、伝統的な中国茶に革新をもたらした「アレンジティーの専門店」
なのだ。
飲食業界の素人が海外出店を認めさせた理由
日本で春水堂を運営しているオアシスティーラウンジの関谷有三代表。「タピオカミルクティーは看板メニューのひとつだが、リピーターの方にはできればそれ以外のメニューも試してほしい」
飲食業界の素人が海外出店を認めさせた理由
関谷氏は水回りメンテナンスで業界最大手として知られる「オアシスソリューション」の代表で、当初は飲食業に全く興味のない素人だったという。そんな関谷氏が、海外店を出さないことで有名だった春水堂を説得できたのはなぜか。
きっかけは、関谷氏がオアシスソリューションのアジア展開の準備のために台湾に滞在した際、「有名な店だと聞いたから」という単純な理由で
春水堂を訪れたこと。関谷氏は店内に一歩入った瞬間、その独特の空間と雰囲気に圧倒され、提供されるドリンクの味やサービスにも感動。「自分の手でこの店
を日本にオープンさせたい」と強く思ったと言う。「最初に店に入った瞬間に、なぜか日本中にこの店が広がっているシーンが鮮烈に目に浮かんだ」(関谷
氏)。
最初はまるで相手にされなかったが、オーナーに合えるまで半年間、台中本店に日参。その熱意が通じてオーナーに会ってからも、日本出店契約
を取り付けるまでに約1年かかった。2013年6月には春水堂現地法人とオアシスソリューションの合弁会社「オアシスティーラウンジ」を設立。日本1号店
出店を実現させた。
初めて飲む「鉄観音ラテ」は衝撃の味
お茶マスター認定制度のための研修。本店のレシピの作り方ばかりではなく、お茶の歴史や種類といった基礎知識、たくさんの種類があるお茶の味わいの違いを舌にたたきこむトレーニングなど、多岐にわたる
初めて飲む「鉄観音ラテ」は衝撃の味
関谷氏のおすすめは鉄観音(テツカンノン)を使用した「鉄観音ラテ」。こんもりとミルクフォームの載った見た目から、若い女性向けの甘いド
リンクを想像した。しかしひと口飲んで、苦みの効いた本格的な鉄観音茶の味に驚く。ホットで飲んでも経験したことのないような力強い味わいで、「なるほ
ど、これが鉄観音茶の味か」と初めて知ったような気持ちになった。「シェイクすることによってお茶の香りが立ち、風味が引き立つ」という関谷氏の説明を改
めて実感した。
次に驚いたのが、市販のドリンクにはない上品な甘さ。よく混ぜながら飲んでいくと、次第にシロップ、滑らかなミルクフォームが混ざり合い、
どんどん味が変化していく。最後に残るのはミルクフォームがもつ牛乳本来のほのかで自然な甘さ。台湾伝統の中国茶の神髄を感じさせるすっきりしたあと口
の、まさに大人のためのドリンクだと感じた。
このすっきりした甘みの秘密は、本店そのままの素材選びや、作り方によるところが大きいようだ。素材は無添加で香料・防腐剤不使用のものを厳選。ドリンクに使用するシロップは天然のキビ砂糖を170度の鍋で煮詰め、店舗で手作りしている。
また春水堂は本店の味を守るため、「お茶マスター認定制度」を設けた店舗展開をしている。この認定試験に通らなければ、ドリンク作りを担当
することはできない。そのため月に一度は台湾の本部から講師を招いて、集中講義を行っているそうだ。「中国茶は発酵がなにより重要。それぞれのお茶の発酵
の度合いや特徴、本物の味が分かっていなければ、アレンジの意味が理解できない。だからドリンク担当者には味覚と知識のどちらも必要」(関谷氏)だと言
う。
今後は3年で30店舗、5年で100店舗を目標にチェーン店を拡大していく予定で、そのための研修センターも建設準備中だ。早くも今冬には、六本木に2号店をオープンする予定。年間の売り上げは、各店舗当たり8500万円を目指すとのこと。
【お店情報】
「春水堂(チュンスイタン)代官山店」
住所:東京都渋谷区代官山町20-9 アクシス209代官山1F
営業時間:9時~21時(定休日なし)
「春水堂(チュンスイタン)代官山店」
住所:東京都渋谷区代官山町20-9 アクシス209代官山1F
営業時間:9時~21時(定休日なし)
(ライター 桑原恵美子)
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