自家用茶の歴史紹介 パルテノン多摩で企画展
製茶の様子を写真や実際の道具で紹介する企画展=パルテノン多摩で
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パルテノン多摩(多摩市落合)は、市内などの民家の垣根や畑で緑茶を育て、自家用に製茶していた習慣を紹介する企画展「お茶で一服!自家用茶と多摩のくらし」を開いている。入場無料。三月十一日まで(二十二~二十四日と二月十九~二十一日は休館)。
茶摘みの写真や製茶の道具など七十点を展示した。多摩市の自家用茶栽培は江戸末期から、多摩ニュータウン開発が始まるころまで続いたとされる。
多摩は篠竹が自生したため、茶葉を蒸すせいろの底「チャシキ」の生産が盛んで、静岡などの茶どころから注文が多かったことも紹介。説明パネルには自家用茶作りの経験のある七十~八十代の市民ら十五人の体験談を添えた。
自家用茶は家々で味が違い、製茶の名人が各家の手伝いに回る交流もあった。担当学芸員は「お茶を通して当時の生活や人間関係も見えてくる」と魅力を話していた。 (福岡範行)
茶の箱 [単行本]
赤木 明登 (著), 内田 鋼一 (著), 長谷川 竹次郎 (著), ヨーガン レール (著), 安藤 雅信 (著)内容(「BOOK」データベースより)
ヒトが出会って、この箱できた。モノが出会って、この箱できた。この中には、塗師・赤木明登がいる。この中には、陶工・安藤雅信がいる。この中には、陶工・内田鋼一がいる。この中には、鍛金師・長谷川竹次郎がいる。この中には、デザイナー・ヨーガン・レールがいる。ぬりものとやきものと金工と布を取り合わせて、茶の箱を作った。
内容(「MARC」データベースより)
ヒトが出会って、この箱できた。モノが出会って、この箱できた-。茶の箱16セットを塗師、陶工など5人の作り手のコラボレーション作品として紹介。
登録情報
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