弘前のブナコ、英国でデザイン賞(03/29 11:51)
食器 【ブナコ】 ·bunaco
ブナコは、原材料の加工から完成まで自社で一貫生産している国産の木工品です。
木材資源を有効に活用する「地球にやさしい」独自のエコ製法で作られています。
英国の国立博物館に収蔵が決まったティーセットと同様のブナコ製品 |
弘前市のブナコ漆器製造(倉田昌直代表取締役)が手掛けた「ヤウア茶ティーセット」(安積伸デザイン)が、英国ホームズ&ガーデンズ誌のクラシッ クデザイン賞を獲得。このほど、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館に永久収蔵されることになった。倉田さんは「日本のデザインの魅力や技術が認め られた。光栄です」と喜んでいる。
同博物館は、現代美術、古美術、工芸など約四百万点のコレクションを持つ国立博物館で、大英博物館とともに英国を代表するミュージアムとして知られているという。
収蔵されるティーセットは、ロンドン在住のデザイナー安積さんら三者が共同製作したもので、お盆と茶たくをブナコ漆器製造が手掛けた。
現地の「ヤウア茶レストラン」からの依頼で二〇〇六年に製作。試作を繰り返し、約三カ月の製作期間を経て、計約三百セットを輸出した。
二十五日、安積さんから倉田さんに「生活機器のデザインとして一級品である、というお墨付きを英国の権威から頂いたに等しい」と、決定を知らせるメールが届いた。
倉田さんは「伝統工芸品とはひと味違うわが社の製品が、一級品として認定されたことがうれしい。社員と一緒に努力してきた成果が実を結んだ」と話している。
同社は収蔵品と同じ製品を同市土手町のショールームで展示している。
(東奥日報提供
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