2009年6月30日 星期二

茶豆

 転作のないころは畔(あぜ道)で栽培

  
現在「新潟茶豆」として流 通している茶豆は、新潟県西蒲原郡黒埼町(現在は新潟市小平方)の小平方(こひらか た)の地域で栽培されていたものが元祖です。 長い間、小平方地域で門外不出で栽培されていた伝統の品種。戦前戦後と、 新潟の本町市場へ売りに出され、今でもえだまめは「小平方 茶豆」でなければ、、という根強いファンは多いといいます。

転作の強化とともに、この優良品種を町全体の特産に育 てようと地元黒埼町農協(現在越後中央農協)や普及所などで選抜、 「黒埼茶豆」として新潟はも ちろん京浜市場へと販売を始めました。
その昔は、田のあぜ道で、なかば おまけの気分で栽培されていた程度でした。それほど、中心的な作物ではありませんでした。
転作の強化で、米に代わる換金作物はないかと検討に検討を重ね、次第にこの地の特産へと成長したわけです。
 京浜市場ともなれば町だけの生産量では絶対量が足りません。 経済連を通じ、この黒埼茶豆の種は県内に流通、「新潟茶豆」 として県を上げて出荷・販売されています。

 外見は普通の枝豆ですが、香りが高く 特にゆでるとき、その芳醇で甘い香りが家中に広がります(ちょっとオーバーかな)。 鞘(サヤ)の中の豆に薄い皮がありますが、その薄皮が茶色です。そこから茶豆となったのではないでしょうか。

アミノ酸、糖分がたっぷり含まれ美味しいことが特徴です。茶豆は糖類の中の成分がほかの品種に比べ特に多 く含まれ、抜群に美味しい秘密となっており、甘み・風味の良さで高い人気を得ています。  新潟の枝豆(茶豆)は 実入りが8割程度のものを収穫します。糖分やアミノ酸がまだ多いうちに収穫するというわけです。

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