転作のないころは畔(あぜ道)で栽培 | |
現在「新潟茶豆」として流 通している茶豆は、新潟県西蒲原郡黒埼町(現在は新潟市小平方)の小平方(こひらか た)の地域で栽培されていたものが元祖です。 長い間、小平方地域で門外不出で栽培されていた伝統の品種。戦前戦後と、 新潟の本町市場へ売りに出され、今でもえだまめは「小平方 茶豆」でなければ、、という根強いファンは多いといいます。 転作の強化とともに、この優良品種を町全体の特産に育 てようと地元黒埼町農協(現在越後中央農協)や普及所などで選抜、 「黒埼茶豆」として新潟はも ちろん京浜市場へと販売を始めました。 外見は普通の枝豆ですが、香りが高く 特にゆでるとき、その芳醇で甘い香りが家中に広がります(ちょっとオーバーかな)。 鞘(サヤ)の中の豆に薄い皮がありますが、その薄皮が茶色です。そこから茶豆となったのではないでしょうか。 アミノ酸、糖分がたっぷり含まれ美味しいことが特徴です。茶豆は糖類の中の成分がほかの品種に比べ特に多 く含まれ、抜群に美味しい秘密となっており、甘み・風味の良さで高い人気を得ています。 新潟の枝豆(茶豆)は 実入りが8割程度のものを収穫します。糖分やアミノ酸がまだ多いうちに収穫するというわけです。 |
2009年6月30日 星期二
茶豆
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