2017年4月4日 星期二

大谷嘉兵衛 お茶の関税撤廃に尽力


明治期の偉人たたえ、お茶のパッケージに

大谷嘉兵衛 関税撤廃に尽力

松阪市飯高町出身で、明治期にお茶の輸出に尽力した大谷嘉兵衛かへえ(1844~1933年)を顕彰する同市の「茶王大谷嘉兵衛翁の会」(大櫛栄治会長)が、大谷の顔写真などをあしらったパッケージのお茶を3種類作った。
 まろやかな甘みと渋みがあるという同市飯南・飯高町の川俣谷かばただにの茶葉をブレンド。多気町の茶製造販売会社「川原製茶」で製造した。
 19歳で横浜の茶商に奉公した大谷は、後に全国の茶産地に茶業組合を設立し、全国組合として中央茶業本部を創設。高い関税をかけた米国の大統領に掛け合い、関税撤廃を実現した。

100グラム入りの上撰茶じょうせんちゃ(税込み1080円)、撰茶(同540円)、ティーバッグ(同540円)がある。川原製茶などで今月中に販売を始める。問い合わせは大櫛会長(0598・45・0800)。


沒有留言: