献上茶謹製式…静岡
皇室に献上する茶を手でもんで仕上げる「献上茶謹製式」が12日、静岡県島田市阪本の初倉地域総合センターで行われた=写真=。同市湯日の大石進さんの約800平方メートルの指定園では、茶娘らが「やぶきた」を手摘みした。その後、約20キロ・グラムの葉を同センターに運び、県茶手揉(てもみ)保存会の会員24人が、約70度に温めた台の上で6時間ほど手もみをして水分を飛ばし、缶に詰めた。
島田市で献上茶を作るのは2005年の合併以降、初めて。桜井勝郎市長は式で、「天候不順の中でも立派な葉をご提供できることは茶産地として誇れる」と述べた。5月下旬に宮内庁に届ける予定。
(2013年4月13日 読売新聞)
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