マイボトルにお茶販売 「給茶スポット」人気
読売新聞(ヨミドクター) 12月14日(水)12時1分配信
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専用ボトルでいれたてを持ち帰れる「遊茶」。香りや味など好みを相談しながら種類を選ぶのも楽しい(東京・渋谷区で) |
東京・新宿区の日本茶専門店「神楽坂銘茶・楽山」には、近くに勤める女性や町歩きの若者たちが、マイボトルを持って訪れる。
同店が提供しているのは、静岡・掛川産の茶葉でいれる煎茶のほか、国産茶葉の紅茶、自家焙煎(ばいせん)のほうじ茶などで、いずれも100ミリ・リット ル60円。お湯の温度や抽出の時間にこだわったいれたてのお茶は「香りがいい」。代表の斎藤昭人さんは「茶葉の購入は年配客が中心だが、『給茶』サービス は若い人たちに好評です」という。
東京・表参道の中国茶専門店「遊茶」では、茶器がなくても気軽に中国茶を楽しんでもらおうと、専用ボトル(1680円)を販売。1回100円でウーロン 茶などの茶葉を選び、お湯を注いでもらえる。同店の藤井真紀子さんは「中国茶は、2回、3回とお湯をつぎ足して飲めます。ぜひいろいろな種類を試してみ て」と話す。
29日までは、紙カップのウーロン茶、プーアール茶、中国紅茶も販売しており、いずれも1カップ(約250ミリ・リットル入り)200円。
こうした「給茶スポット」を提唱しているのは、象印マホービン(大阪)。同社によると、全国で約180の日本茶販売店、約40のカフェが給茶サービスを 行っているという。同社ホームページ(http://www.zojirushi.co.jp/cafe/)では、各地のスポットを紹介している。広報担 当の市川なな緒さんは「マイボトルでいつでも、どこでもお気に入りの温かい飲み物を楽しんで」と話している。
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