2011年7月6日 星期三

小学生の茶摘み体験の茶葉に放射性セシウム 東京・板橋

セシウム【cesium】
アルカリ金属元素の一。単体は銀白色の軟らかい金属で、空気中ではただちに酸化され、水と激しく反応して水素を発生する。炎色反応は青紫色。電気の良導体で、光電管に使用。核分裂によって生じる人工放射性同...
セシウム‐げんしどけい【セシウム原子時計】
《cesium atomic clock》セシウム133原子の放射するマイクロウエーブを利用した時計。秒の定義と国際原子時の発生に用いられる。誤差は1年に約100万分の1秒。



小学生の茶摘み体験の茶葉に放射性セシウム 東京・板橋

2011年6月30日23時59分


 東京都の板橋区立小学校3校の児童が茶摘み体験で摘んだ茶葉を製茶したところ、国の基準を超える放射性セシウムが検出された。板橋区が30日に発表した。区は製茶した20キロを全量廃棄処分とする予定。

 板橋区赤塚支所によると5月9日、区立小3校の4~5年生298人が参加し、区内の茶畑で茶摘みをした。茶葉を区が6月に検査したところ、製茶した一番 茶から放射性セシウム134が1キロ当たり1300ベクレル、放射性セシウム137が同1400ベクレルの計2700ベクレル検出された。食品衛生法の基 準500ベクレルの5倍以上にあたる。二番茶の生茶葉は計350ベクレルで、基準を下回った。

 板橋区は、児童の外部被曝(ひばく)の可能性について、専門家の助言に基づき計算。区内の時間当たり放射線量の100分の1程度だったとして「健康への影響はない」とみる。区内には製茶の生産農家がなく、出荷停止措置は必要ないという。

 都内で農産物から基準を上回る放射性物質が検出されたのは3月以来という。

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